目次
/
第五編 近世(一) -関ヶ原戦から明治維新まで-
/
第一章 支配体制と村のしくみ
/
第四節 苗木遠山家の家臣団
/
三 軍役
[軍役]
110 ~ 110 / 922ページ
ビューア該当ページ
諸大名においては、将軍への軍役を負担することを義務付けられていた。そして幕府に重大な軍事動員のある場合には、各大名に軍役の負担がかかる。その苗木遠山家代表的な例が慶長一九年(一六一四)一二月、大坂冬の陣では伊勢国桑名城を守備し、翌元和元年(一六一五)の夏の陣には松平下総守忠明に属して出陣したことなどである。では一万石の大名だと軍事動員計画、また諸負担はどのようであったか考えてみたい。
Ⅰ-23 苗木城下町の地図