目次
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第五編 近世(一) -関ヶ原戦から明治維新まで-
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第一章 支配体制と村のしくみ
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第五節 近世の農村
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三 石高別村規模
市内関係分の村の大きさ
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市内関係地域での最大は、岩村領阿木村の一五八九石余である。「巖邑府誌」に「貢賦中之上ト為ス。且山村民食乏シカラズ……」とあるように岩村領にあっては冨田村と並んでの大村である。最小は苗木領の上地村で九五石余である。中津川市関係地域村の一か村平均石高(村高)は七四七石余となり、恵奈郡全体はもち論、美濃国全体よりも大きいから、市内関係の村々は石高からみると上地、瀬戸両村を除いて平均又はそれより大きい村々である。