目次
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第五編 近世(一) -関ヶ原戦から明治維新まで-
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第一章 支配体制と村のしくみ
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第六節 地方支配
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一 幕府代官
秀吉の木曽代官
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秀吉は天正一八年(一五九〇)木曽氏を下総国網戸へ移封し、木曽を直轄地として犬山城主石川光吉(備前守)を木曽代官に任命した。光吉はまた村ごとに自分の手足となってくれる下代を命じて地方の処理に当った。下代名は次の通りである。
○贄川番所――原権左衛門
○奈良井 藪原 荻曽 贄川――原孫右衛門
○上松 須原 長野 殿――古畑十兵衛
○宮越 原野 上田 菅 黒川 末川 黒沢――原図書助
○王滝 福島 岩郷――山村道祐
○三留野より下村――神辺休安