目次
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第五編 近世(一) -関ヶ原戦から明治維新まで-
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第一章 支配体制と村のしくみ
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第六節 地方支配
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六 山村家の地方支配
山村氏の支配と役所
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関ヶ原戦後から大坂夏の陣までは幕臣であり、その後尾張徳川家創設でその付庸となってからも山村氏の地方支配の役所は同氏の居所の木曽福島におき、①尾張領木曽代官所であるとともに、②山村氏自身の知行支配所であった。山村氏は、その家老の合議制で①、②共に執行された。尾張領の木曽代官としての山村氏については前記したから、ここでは山村氏自身の領地支配について記すことにする。