目次
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第五編 近世(一) -関ヶ原戦から明治維新まで-
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第一章 支配体制と村のしくみ
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第六節 地方支配
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六 山村家の地方支配
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小川権蔵留書
赴任の準備
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一 正月廿九日(天保一二年)御年寄衆へ罷出 落合伝馬御証文頂戴仕候
一 伝馬弐疋 磯野六右衛門殿より
一 御勘定所へ出 谷中本(木曽谷)馬弐疋分駄賃銭金壱分弐朱受取申候 追テ入詰御勘定所出筈
一 交代ニ付金弐両弐分拝借願申達候処 減相願候様再応被仰候ニ付 仲まニも相談各仲まより添願仕候得共
其人々取廻しニ
寄御事故難仰付候旨
金壱両弐分 拝借致候
但 五ヶ年賦之筈
赴任諸費として二両二分拝借金したいと申入れたが一両二分に値切られている。