中津川へ

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一 閏正月二日(天保一二年)宿元出立荷物
 軽尻 馬三疋 長持三棹
 拂方へ 本馬弐疋分 家内三人也
     人足十三人
一 須原宿昼支度ニテ三留野宿泊 同三日馬籠昼支度ニテ暮合頃中津川着 役人中 銘々門口江出迎居候
  直ニ御役所江着 御代官衆ヘ着届ケス 御門前江御長屋 定使出迎候 竹内(先任者) 小林(同僚手代)も
  御門外迠出迎申候 小林内方ハ御門内迠出候
 
 閏正月二日に福島を出、三留野泊りで三日暮方に中津川へついた。宿役人、役所の定使それに先任者、同僚 その奥さんに迎えられて着任した。