郡奉行から五人組まで

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岩村領内の地方支配の責任者は郡奉行であり、その下に代官、代官手代や下役がいて、村役人(庄屋以下)を監督、命令を指示するしくみであった。阿木村、飯沼村は領内区分では上郷に属していたから、その支配役人(東野村にあった代官所)のもとに、庄屋以下の村役人、その下に五人組があったことになる。それを図解すると、大略Ⅰ-49表の通りである。

Ⅰ-49 村の支配図解