目次
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第五編 近世(一) -関ヶ原戦から明治維新まで-
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第三章 宗門改め
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第二節 湯舟沢村の宗門帳
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一 村の人口
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宗門帳の所在
[宗門帳の所在]
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湯舟沢村の宗門帳は庄屋家であった島田家に保存されている。延宝三年(一六七五)から慶応四年(一八六八)まで一〇一冊残されている(市史中巻別編)。その中で享保より天明にかけての七四年間に六三年分あって、もっとも良く保存されている。
そこでこの宗門帳に記載されている一戸一戸を年代順に家族数の変化(出生、死亡など)を湯舟沢村の全部について、調べてみると、人口、戸数、家族数の年変化、結婚による入村、出村、奉公による入村、出村、その年齢、など、主として村の人口、結婚、家族構成などが分かってくる。以下はこれらの調査の結果である。