庄屋儀兵衛家

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宝永年中の長八郎、享保一七年以後、儀兵衛家となる中新井村の庄屋家で、一時は本郷久々利方の庄屋を兼務したこともある家であり、文政七年より宗門帳にも苗字が書き加えられている家である。Ⅲ-24表は儀兵衛家の家系の一部を示したものであるが、①襲名のこと、②養子にやって、その家の世話までするという二男の取り扱いなど大百姓のあり方を示している。

Ⅲ-24 庄屋儀兵衛家(天保5年頃)