凡例

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一 この巻は、「中津川市史」(第五編 近世(一)・(二))とし、主に江戸時代のあゆみをその内容とした。
一 本文は九章で構成したが、本文の外に近世に関する資料として、旧町村別字名図・旧村絵図等を別図として収録した。
一 本文中の用字は、つとめて常用漢字、現代仮名づかいを使用するように心掛けた。固有名詞、歴史用語などは旧字体のものもある。
一 特殊な用語や難解な人名、地名などについては、適宜に振り仮名を付けた。
一 年号には、西暦を( )で付記した場合が多いが、第一章のうち「領主の系譜」では付記してない。なお年月日は特にことわりのない限りは旧暦のままである。
一 出典の書・誌名、所有者名は( )で囲み表示した。なお「中津川市史中巻別編」については、[市史別編]・[市史別編〇〇頁]とも表示した。
一 数字の表記は、百五十一は一五一のように、また天保十三年十一月十九日は、天保一三年一一月一九日のようにした。
一 年表は、中津川市史中巻別編に詳記したので省略した。
一 図・表・写真等は、各章毎に通し番号をつけ、例えば第二章の一〇番目の図は、Ⅱ-10のように表記した。
一 史料を本文中で引用する場合については、字数の少ないものは「 」でくくった。字数の多いものは、活字を少し小さくした。
  なお引用文は、原文のままのもの、読み下し文にしたもの、執筆者が原文の大意をくみとって引用したものがある。
一 長さ、広さなどの単位については、メートル・キロメートルは、m・km等とした。ただし、石斗升合勺才については、石を単位として表記した場合が多い。同じように町反畝歩については、町を単位として表記した場合が多い。なお現行度量衡換算表記は、特殊なもの以外はしていない。
一 第一章に付記した村役人一覧表は空欄が多いが、今後書きこまれていくことを期待したものである。
一 第六章の中山道筋の説明は、現在における同道筋の様子を書きとどめることにつとめた。
一 巻末に、時刻表、十干十二支、度量衡換算表、年代表をつけた。