目次
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第五編 近世(二) -関ヶ原戦から明治維新まで-
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第五章 林業
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第一節 林政と林業経営
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三 領主の林政と林業政策
湯舟沢山の植林
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尾張領木曽谷では相次ぐ伐採に対し、その対応として、享保頃から本格的な植林が進められていったと考えられる(山村家留帳抜萃)。しかし、その規模、計画性等については系統的には不明である。
湯舟沢山については、安永元年(一七七二)には、杉・栗・桐苗を、天明五年(一七八五)には杉を植付けさせているが、しかし、一般には活着率が低かったようである。