目次
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第五編 近世(二) -関ヶ原戦から明治維新まで-
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第五章 林業
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第一節 林政と林業経営
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三 領主の林政と林業政策
尋木種
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必要材については、その調達のため、広く村々にある木を調査し、その報告を求めている。寛保二年(一七四二)には、御公儀用の槙について、村々の森・寺院・境内・村扣林・自分の持林・屋敷内にある木もらさず悉く調査し、仮令出すのに足場の悪い所、或いは疵の木でも、必要な間尺があれば木の状況を報告するようにしている。