定助郷と大助郷

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東海道では、元禄七年(一六九四)に宿場周辺の村々を定助郷と大助郷に区別して助郷村を指定した(郷土史辞典・大塚史学会編)。宿場常備人馬を使用しつくした場合に定助郷の村々に課した。それでも不足する大通行の場合には、大助郷の村々にも課すというものだが、享保一〇年(一七二五)に、この区別が廃止された。中津川宿では定助郷・大助郷の区別なく使用されていた。