目次
/
第五編 近世(二) -関ヶ原戦から明治維新まで-
/
第六章 宿・交通
/
第四節 中津川・落合両宿の助郷
/
一 助郷
助郷総代
1331 ~ 1331 / 1729ページ
ビューア該当ページ
助郷総代とは、助郷村中より送出された総代のことで、勤務する宿の会所に出勤して、各助郷との協議・人馬の分配や宿役人との交渉にあたった。
中津川・落合両宿の助郷では、総代として駒場村庄屋が勤めている場合が多い。また天明七年(一七八七)の定書では以後は川北八か村(木曽川の北、苗木領の村々)と阿木・茄子川・千旦林・手金野・駒場の五か村に分けて、日数をきめて順番に務めることにしている。