寺内東西十弐間 南北十六間 寺附田畑三反六畝六歩 此高弐石四斗三升六合免許にて無税地成
四世光量院釈周哲大導師の元禄九年(一六九六)堂を建立して寺号を許される。それ以前は西林寺と号し元禄九年以降西生寺と号するに至る。寂光山の山号は延享四年(一七四七)の文書にも明らかである。
文政元年(一八一八)本堂・庫裏を焼失したが、天保三年(一八三二)秀円の代に再建された。
本尊以外の宝物には、親鸞聖人作と伝わる座木像、蓮如聖人自筆六字名号、全御文五帖目一通、夢窓国師画讃紙本戯画一幅などがある。
梵鐘は戦時中に供出され、現在の梵鐘は昭和二五年に鋳造されたものである。
歴代住職
朝倉周興 朝倉竜典 朝倉西林 朝倉周哲 朝倉竜王 朝倉竜鏡 朝倉周全
朝倉秀伝 朝倉周弁 朝倉秀山 朝倉秀慶 朝倉秀圓 朝倉秀成 朝倉秀弘
朝倉秀麿 朝倉得雄(現住)
Ⅷ-23 本町 西生寺