目次
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第五編 近世(二) -関ヶ原戦から明治維新まで-
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第八章 寺社
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第二節 寺院
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三 苗木領の寺院
民衆信仰
1647 ~ 1649 / 1729ページ
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近世の苗木領内における民衆の信仰については、廃仏毀釈によりそのほとんどは破壊、消滅して、その概要を知ることができないのは残念である。「苗木明細記」(新田淳書)により近世に存在したと考えられる諸堂塔、その信仰をまとめることにする。観音、庚申等の遺跡の多いことから考えて、特に苗木ではこれらの庶民信仰の篤かったことがうかがわれる。
Ⅷ-40 八幡 穴観音
Ⅷ-41 日比野 瀧渓寺観音