目次
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第五編 近世(二) -関ヶ原戦から明治維新まで-
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第九章 幕末の中津川
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第二節 東山道軍
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二 東山道軍
美濃国の通過
1680 ~ 1680 / 1729ページ
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一月二九日美濃の国に入った東山道鎮撫軍美濃国の通過は次のようになる。
大垣滞在期間が長いのは、美濃・飛驒両国の幕府領接収と、諸領主や旗本の処置のためであった。参考までに美江寺宿を出発した時の本隊の数は、本陣人数二〇六人、用足し人足五四人、家来諸荷物人足五二人の計三一二人であった。なおこの時、美濃から従軍した数は正確でないが従軍兵士はすべて「袖印」に錦の小帛つけていたので、その数を「総督府日記」から拾ってみると六五五人が従軍したことになるが、実際にはさらに多くの兵が従軍したものと考えられる(岐阜県百科事典)。