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金貨には、両(りょう)・分(ぶ)・朱(しゅ)の三つの単位がある。一両の四分の一が一分、一分の四分の一が一朱となる。両は小判(一両)をもって計数の単位として、小判一枚の価格を示す名目単位となった。苗木藩ではこの金本位として東日本に属した。