目次
/
通史編 下巻
/
第五部 近世
/
第一章 近世における苗木藩の概観
/
第七節 交易・経済
/
二 経済
銀
119 ~ 119 / 126ページ
ビューア該当ページ
銀貨は匁(もんめ)で呼び、十進法で一、〇〇〇匁が一貫、一匁の一〇分の一を一分(ぶん)、一分の一〇分の一を一厘とした。このため銀貨は計数貨幣ではなくて秤量貨幣で、重量単位の貫・匁をそのまま銀貨の単位として、京・大阪を中心に銀本位であった。