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銀貨は匁(もんめ)で呼び、十進法で一、〇〇〇匁が一貫、一匁の一〇分の一を一分(ぶん)、一分の一〇分の一を一厘とした。このため銀貨は計数貨幣ではなくて秤量貨幣で、重量単位の貫・匁をそのまま銀貨の単位として、京・大阪を中心に銀本位であった。