宗門改帳

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宗門改帳は村ごとに作成して一部は庄屋元控に、一部は領主に提出された。所により宗門人別帳・宗旨人別帳・単に宗門改帳と呼称されるが、尾張藩では宗門御改帳と呼んでいる。この帳は家ごとに、戸主を筆頭に女房をはじめ家族・奉公人・下人などの名と年令を記し、家族の男女別人数を記した。家族のうち女房・母・祖母・伯母などは名が記されないのが普通である。家族の末尾にキリシタンでない証明として「代々禅宗檀那当村光西寺印」というように証明印が押される。