目次
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第四章 近世
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第四節 検地と貢租
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一 検地
米納切替
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享保八年(一七二三)一一月、尾張藩から山村氏に木年貢廃止、米納切替の通達が出された。
木曽谷中御年貢榑并土居之儀、只今迄も毎歳御定の通仕出御年貢相勤候ヘ共、近年ハ諸山共ニ尽御山ニ罷成候故百姓共例年仕出候御年貢木、或ハ堀木、或ハ買木等に而御年貢相勤候故、百姓共甚令難儀候由相聞候、依之谷中百姓御憐愍之為、向後御年貢榑并土居共ニ不残御免被成候旨被仰出候、右之通御免被成候付てハ只今迄御年貢木ノ下用米ニ相渡候御年貢米并奈良井・贄川より指出候黄金代共ニ、致上納候様ニ谷中百姓共ヘ申付候様ニ、山村甚兵衛ヘ可申渡旨、年寄衆被申聞候
十一月
(享保・元文留帳)