「木曽川並覚書」によると、錦織・牧野の川並材木奉行所の定員は次のようになっていた。
①錦織川並材木奉行所
錦織奉行 二名(うち一名は上松奉行兼任)
手代 六名 奉行各三名ずつ預り
足軽 一〇名 右同各五人ずつ預り
御役中間一二〇名
②牧野川並材木奉行所
牧野奉行 一名
手代 三名
足軽 五名
御中間 一二〇名
牧野川並材木奉行所は、享保一一年(一七二六)に番所に格下げとなり嘉永元年に廃止された。
木曽材木奉行所伐木山会所旗(上松町資料館蔵)
③白鳥材木奉行所(これは初めより藩の材木貯木場で熱田白鳥にあった。熱田湊とも呼んでいる。)
白鳥奉行 二名
吟味役 二名
調役 二名
手代人数 不定
同心人数 不定