(1)第一次・第三次取入口 ※那須塩原市西岩崎

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第一次・第三次取入口遠景
昭和46年(1971)の第一次・第三次取入口遠景 〔昭和46.12〕

 那須疏水の取入口(取水口)は、那珂川上流の那須塩原市西岩崎にある。時代によって位置が少し変わり、約250mの間に新旧3か所がある。しかし同じ場所が2回使われたため、ややわかりづらい。そこで便宣上、第一次~第四次取入口と呼ばれている(第一次取入口と第三次取入口は同じ)。
 第一次・第三次取入口は最も長期間使用された所で、アーチ型の石積みの水門がある。全体の景観もよく、那須疏水のシンボル的存在となっている。この取入口にある水門は、文化財として国の指定を受けた際に「東水門」と名づけられた。
 なおこのような取入口は取水口とも呼ばれるが、那須疏水関係では古くから「取入口」と称しており、本書でもこれにならった。

取入口位置略図
那須疏水の取入口位置略図
第一次・第三次取入口
昭和49年(1974)の第一次・第三次取入口 〔昭和49〕
第一次・第三次取入口
同上 〔昭和49〕
第一次・第三次取入口
昭和46年(1971)の第一次・第三次取入口 〔昭和46.12〕
第一次・第三次取入口の上流部
第一次・第三次取入口の上流部 〔昭和49〕
第一次・第三次取入口の下流部
第一次・第三次取入口の下流部 〔昭和49〕
第一次・第三次取入口の上流部
第一次・第三次取入口の上流部(左岸) 〔昭和49〕
第一次・第三次取入口
平成8年(1996)の第一次・第三次取入口 〔平成8.7〕
第一次・第三次取入口
北西から見た第一次・第三次取入口 〔平成15.5〕
第一次・第三次取入口
紅葉の第一次・第三次取入口 〔平成6.11〕
※第一次・第三次取入口の水門は、平成18年(2006)の国の重要文化財指定にあたり、[東水門]と名づけられた。 第一次・第三次取入口
平成18年(2006)の第一次・第三次取入口 〔平成18.8〕