明治39年(1906)の工事記念碑 〔平成14.11〕
※東水門の正面の石積に刻まれている
那須疏水の取入口近くや那須疏水公園にはいくつかの記念碑がある。
第一次・第三次取入口の水門(東水門)に刻まれた左の明治39年(1906)の碑には、「明治十九年四月開鑿之渠口ヲ同三十九年五月改築シテ豫備之水門トス」とある。
明治38年(1905)に取入口が変更され、最初の(第一次)取入口は使用されなくなった。しかしこれを予備の水門として整備することになったようで、明治39年に取入口およびその周辺に石積みが行われたようである。
よく見られる大正初年の写真やこのころの絵葉書にある景観はこの時の整備によるものと思われる。なお現在見られるアーチの石積みは昭和3年。
「那須疏水渠口改築記」〔平成13.8〕
※明治38年(1905)建立
※西水門上部石垣にはめ込んである
※第二次取入口工事関係
「御大典記念事業」碑 〔平成22.6〕
※昭和3年(1928)建立
※第一次・第三次取入口のアーチ石積み工事完成記念
※第一・三次取入口(東水門)東側
西谷勝吉の碑 〔平成14.2〕
※大正3年(1914)建立(那須疏水公園)
※明治末の工事にかかわった請負師
「石工西谷勝吉」の碑 〔平成14.11〕
※東水門の古い石垣に刻まれている
「建築師後藤庫之助」の碑 〔平成6.5〕
※昭和3年(1928)に刻まれた
※東水門アーチ内部に刻まれている
堰堤新設記念碑(昭和3年建立か)※那須疏水公園 〔平成30.5〕
那須疏水の改修記念碑 〔平成5.8〕
※昭和51年(1976)建立
※第四次取入口(西岩崎頭首工)近く
※那須野ヶ原総合開発による幹線水路の改修・新取入口の完成を記念したもの