南蔵院西のクヌギ並木

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 中村で、まず最初に砂利道になったのは、今の豊島園正門前から、阿佐ヶ谷駅方面に通じていた「かまくらみち」で、二番目に砂利を敷いたのが、このクヌギ並木でした。今と違って、何でも自分達で働らかねばなりません。村人達が協力して砂利道にするのです。大八車に空の沢庵樽二ヶづつ積んで、その中に砂利を入れて運びました。砂利は今の中野区江古田の片山から、山砂利が採れ、赤土色をした砂利を敷きました。