目次
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第3巻 通史編
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第一編 自然のすがた
第一章 田無の土地と水
第一節 田無市の位置
東京の中の田無
第二節 武蔵野の中の田無
武蔵野の原風景
ススキ草原か雑木林か
雑木林は江戸時代から
雑木林の美しさ
『江戸名所図会』に描かれた武蔵野
広い武蔵野
武蔵野の土が証人
野焼きとススキ草原
雑木林と竹藪
防風林としての雑木林
屋敷林とケヤキ
茶の植栽
第三節 田無の地形
台地と谷と窪地
台地の原面(武蔵野面)
火山灰の堆積
石神井川の谷
谷沿いの坂
川の氾濫と民話
窪地
窪地と出水
市内の地名と地形
「田無」の語源について
第四節 田無の生い立ちと地質
地下の地質
上総層群と第四紀
東京層と氷河性海面変動
田無の台地の形成
石神井川の生い立ち
窪地の形成
第五節 田無における遺跡の立地と石神井川の変遷
旧石器時代遺跡の発掘
武蔵野台地の縄文遺跡
田無にはなぜ縄文遺跡がないか
旧石器遺跡の成立
石神井川の変遷
第六節 田無の地下水と水の利用
水の足りない武蔵野台地
武蔵野台地の地下水
地下水堆
地下水堆と集落の立地
地下水の利用とその変化
地下水位の低下
現在の地下水位
第七節 石神井川の水害
台地上の水害
遊水地としての谷底平地
狩野川台風
頻発する水害
一九七三年の集中豪雨に伴う水害
都市水害の原因
激化する水害
田無市における水害対策
第八節 石神井川の汚濁と現状
主な引用文献