目次
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第3巻 通史編
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第四編 近世
第六章 幕末期の田無村
第一節 開港と幕末の社会状況
ペリー来航
黒船の脅威と村々
台場の建設と御用金
火薬原料の採掘
安政五カ国条約と横浜開港
幕末の諸稼ぎ
物価高騰と庶民のくらし
コレラの流行
第二節 内乱の勃発と民衆の軍事動員--農兵と兵賦--
激動する政局
進発御用と田無村
農兵設置の議論
村の武装と鉄砲拝借願
農兵の設置と動員の論理
田無村組合の農兵
農兵の装備と組織
農兵の調練
ひとこま 田無にのこる洋式小銃
田無農兵隊の出動
幕府軍事改革と兵賦徴発
田無組合の兵賦
代金納化の嘆願
兵賦給金と組合村のシステム
村々の嘆願と金納化
豪農下田家と生糸改所
武州世直しと田無農兵隊
勝楽寺村一件と組合村
ひとこま 並木綱五郎とその門人たち
村の「自衛」
第三節 戊辰の動乱と田無
幕府の倒壊と戊辰戦争
振武軍の結成と田無占拠
軍資金の徴発
上野戦争と新政府軍の追撃
飯能戦争
新政府の支配と田無
兵賦の後始末
松代藩への貸金