第一章 「御一新」と田無

第一節 品川県政と社倉問題
江戸から明治へ
品川県への編入
社倉米問題
御門訴事件
田無村の離脱
社倉米の大幅減額
佐賀の農民と関東の農民
農民のいきどおり
古賀知事の転任と品川県の廃止
第二節 文明開化と田無
開化の風俗
「文明的な国民」づくり
真誠学舎の設立
田無学校の運営
経済的自由の容認と地租改正
救助金の貸付
神仏分離と暦の改変
ひとこま 死亡診断書の病名と医者
第三節 明治初年の行財政
組合村から番組制へ
大区小区制
区会所の仕事ぶり
ひとこま 迷子の照会
盗難の多発と警察分署の設置
民費の徴収
社倉金返還問題
第四節 徴兵と兵役をめぐって
徴兵制の実施
戸籍の操作
行方不明・逃亡
明治天皇の来町と近衛大隊の宿泊