第二章 三新法の時代

第一節 埼玉県への移管と三新法
1 埼玉県への編入
明治十年代への移行
明治九年の大整理
2 地方三新法の制定
地方制度の整備
三新法の制定
三新法と町村
3 三新法の実施
郡制度の実施
北足立新座郡役所
保谷三か村の再発足
戸長筆生の給料
4 区町村会法の制定
村町会仮規則
埼玉県の町村会規則
町村総代の設置
区町村会法の公布
連合町村会
第二節 三新法体制とその修正
1 自由民権運動と松方財政
過渡期の激動
自由民権運動
保谷周辺の民権運動
いわゆる松方財政
デフレの波及
2 三新法の手直し
埼玉県会の発足
当選辞退の議員たち
府県会規則の手直し
地方税規則の改正
3 勧業政策と備荒儲蓄法
殖産興業と勧業政策
備荒儲蓄法の制定
4 地方巡察使とその復命書
明治十六年の地方巡察使
埼玉県の民情
衛生と土木
農業と商工業
第三節 明治十七年の町村制度改革
1 連合戸長役場の設置
町村財政への圧迫
教育費の負担
町村会の実勢
町村会未設の理由
連合戸長役場の制度
小榑村連合と保谷
2 区町村会法の改正
町村財政の締めつけ
連合町村会
3 連合戸長役場の巡視
官報購読の義務
連合戸長役場の巡視
知事の管内巡視
4 町村情勢の把握
町村の経済財政調査
上保谷新田の地価
戸別等級規程の制定
戸別等級の決定方法
第四節 保谷三か村の経済と生活
1 農業生産の概要
保谷三か村の農業経済
下保谷村の特有・普通物産表
商品作物の普及
各戸別の作付面積
2 土地の貸借・売買・開墾
土地所有権の移動
下保谷の小作証
上保谷新田の開墾願い
3 製茶・製藍・養蚕組合
保谷の特産物
業者組合の結成
上からの指導
勤倹貯蓄組合
4 玉川上水と保谷
保谷地域と上水
保谷の水積と賦金
上水賦金の仕組み
玉川上水と衛生
5 甲武鉄道と青梅街道
甲武鉄道の計画と保谷
計画案の修正
行幸啓と保谷
6 花火とコレラ
戯火秘伝
コレラの用心