目次
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通史編 3 近現代
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八 明治後半期の保谷
第一章 地方自治体制の成立
第一節 町村制の制定と実施
1 町村制の制定過程
二十年代初頭の地方制度改革
地方制度編さん委員
「町村制」の特徴
町村合併の推進
自然村と行政村
町村合併の実施
2 保谷村の誕生
北足立新座郡の町村編成表
合併の財政的標準
保谷三か村の合併
新町村編成資力表
3 保谷村の村長有給条例
保谷村条例第一号
新村長の資格要件
有給条例の抜け道
ワンポイント・リリーフ
4 村内の組織構造
大字として残る旧村
行政区と旧町村
村内の組合と丁場
上保谷の消防組
消防組の位置づけ
第二節 府県制、郡制の制定と各種の選挙
1 府県制、郡制の制定
「郡制」施行の難航
郡制と民党
郡分合案の種々
新座郡の消滅
2 保谷村の移管希望説
神奈川県への動き
東京府への移管説
移管希望説の背景
3 村会議員選挙
選挙熱の高まり
村会議員の二級選挙制
郡長の選挙状況報告
保谷村の選挙結果
4 県会議員選挙
選挙権の制限
文字の書けない有権者
自由・改進両党の争い
保谷範曹の得票
5 郡会議員選挙
大地主議員の制度
北足立郡の第一回選挙
郡制の改正
第三節 町村行政の監督
1 県知事の巡視と保谷
行政事務の指導と監督
県知事の巡視
保谷村の実勢報告
保谷村役場の成績
保谷村の名望家
2 明治二十五年の巡視成績
行政監督の制度化
保谷村役場監視調書
中等の上級
町村等級表
町村経済力の限界
3 その後の監督体制
監督規定の強化
郡制実施と町村行政
行政監督の効果
笛吹けど踊らず
第四節 保谷村の経済と日清戦争
1 二十年代初頭の経済事情
「産業革命」のはじまり
「郡治概況」の観察
管内貧富の差
製茶から養蚕へ
台風と令害
保谷村の特産物
2 保谷村と製茶
製茶業の挫折と再興
埼玉県の製茶伝習所
保谷の製茶伝習所
製茶品評会
市史のかたき
3 製藍その他特産物
保谷村の製藍
内国勧業博覧会
保谷村の工業
まぼろしの中武鉄道
4 日清戦争と保谷
戦争の人的負担
戦争の物的負担
コレラの土産