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(前欠)
引てしまい、むだ
ニ相成、また/\
今日参り、夫ゆへおそく成、廿日
ニ 着候
ハヽ宜と心配いたし候、夫
ニ申上候
通りの雪
ニ而、川留
ヲ心配いたしまいらせ候、
今日の御寒さ
ハ一通りならぬ
御寒さ、日中
ニ雪とけなし、
一尺のうへつもりかたく成居まいらせ候、
小児口中
ハ仕合と今日なそ
ハさつ
はり宜有難/\、源事雪あた
り
ニ而はきくだしつよくいたし、
学校やすみ候と本かまけると
申、涙こほし候へ共、何分むかひ
け
ニ而参り兼、昨今休ませ置候、
福留
ニ見せ候へ
ハ、全く雪当り
と申、薬のませ候間、御あんし
なき様申上候、此程の御手紙も
よく/\伺せ候、学校
ハま事
ニ せい出し、此節
ハ小学二ならい、手習
ハ たんごへんま事
ニよく出来候、此節
ハ だん/\私
ニよくしたい、直
ヲかわゆ
かり、私乳ま事
ニよく出て参り候
ニ 直事みるき好
ニ成、乳
ヲのまぬ
日有、其節
ハ源事私乳
ヲすい、
此節
ハのんでしまい、大わらい
ニ御座候、
此節
ハ直両べんたれつゝけ、あらい
つゝけ日
ヲ暮し、夫
ニきひしき
寒さ、所々のあかんぼうミな/\
よわり、直
ハ仕合と大丈ふ
ニ御座候、
一嶋さき家内申候
ニハ、内へ五六人
学校引後けいこ
ニ参り候人
御座候間、源さんも思召御座候
ハヽ
御出と申候間、一日も早く壱人
前
ニいたしたくゆへ、日々朝八時より
三時迄学こう、夫より五時迄嶋崎、
夜
ニさらい、夕方少々の間気
ヲ ぬかせ遊候事
ニ候、嶋さき
ニ而習候
物、私
ハろんごと存候へ共、いろ/\
相たんいたし、日本外記キ習
ハせ、
夫と石番(盤)へ手紙の分習
ハせ、
本
ハ 君のもたせ遣し、
御とゝ様御留守
ニ習候事ゆへ
よごして
ハならぬと、きつと申付置候、
此御寒さ
ニ而建築不被遊ゆへ、夫
ハ ま事
ニ安心/\、大阪御着のうへ
ハ 近々御機嫌伺たく候へ共、日積、夫
ニ 近年になき御寒、小児寒かり
ふところへ入居候間、認候事
出来兼、つゐ/\御無さた、此たん
御めん/゛\願候、当年
ハ正月初の
進物か赤飯、ま事
ニ心よき事
ニ御座候、
産の節々所々よりふり程いろ/\
もらい、右ゆへ赤飯十八けんくはり
何から何迄
ニ而ハよ程物入
ニ相成候、
夫
ニ当年
ハ、源三郎袷ゆかた一
而も
間
ニ合不申御こしらへ戴不申て
ハ 成不申、直も夏物
ハ不残しんき
ニ 御座候、右中
ニ而願兼候へ共、私気物
京都
ニ而御かい戴候の産前こし
らへ、夫
ハ/\よい気物
ニ成、付
而ハ 此節気たく候ても、下着裾廻し
揃不申気(着)兼候間、八丈下着裾
直し致たく、付
而ハ上着と揃候
裾廻し御かい遊し戴たく、御留守
ニ 私の品こしらへ候
ハ不宜候へ共、
壱両二分程かゝり候へ共、こしらへ
候ても宜哉、一寸/\伺候、添田
さん
ハま事
ニ/\御かわゆそう、さつし
入候、賢次郎実
ニ出来ぬ事と
申、御たすけ、六十円も御貸、実
ニ ほんとうの御人と申居候、
柳澤さん
ニ御さい難なくと
申居候、万々年/\めてたく
一月十三日認
旦那様へ申上 人々 つけ