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きひしき御寒/\、
君ます/\御機嫌よく御めてたさ/\
扨昨日出し候金子廻し方之義、
いさゐ上書認方迄仰戴、賢次郎へも
大阪と仰越させられ候
ニ、二本橋より
帰り、私
ニ廻し手形見せ候間、よく/\
見候所、神戸と御座候間、右
ヲ申
候へ
ハ、実
ニ/\恐入/\ま事
ニ/\
存違ひ致し、もはや二本はじ
より申参り候事ゆへ、恐入候
より外致方なくと申出し候
事
ニ而、さそ/\御不都合と私も
気がもめ/\候へ共、小そう
なき居、一筆も申上すま事
ニ/\
恐入/\候、賢次郎も何と
申不長法哉と恐入候、とふソ
御都合遊、神戸へ御出御受取
被下候様、此たんひとへ
ニ/\
願上候、何も/\いそき/\
めてたくかしく
なを/\めてたくかしく
旦那様へ申上 人々 つけ
一月十四日