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其後
ハ申訳もなき御無
さた申上、真平/\御めん/\
被下候、 君ます/\御機嫌よく
御勤遊し候御事と有難/\
存上候、扨大坂
ハいかゝ哉
東京
ハ日々の雪、又昨今
大雪
ニ而ま事
ニこまり/\まいらせ候、
定し其御地もと、御道中
の御事ゆへ、別なく御あんし
申上候、委しく御伺せ被下候、
右ゆへ直事口びろいろ
か
ハり寒かり、しかし寒
ニハ 更に当り不申、是が第一/\
有難/\、寒かり候間、私の
手はなされず、夫ゆへつゐ/\
大のら御無さた申上、真平/\
御めん/\被下候、夜中
ニおき
あるけ/\
ニハよ
ハりきり、
たれも夜中
ニおき候
ハつらく
ゆへ、壱人
ニ而寝たりおき
たり、御内
ニ入せられ候
ハヽと
御なつかしく/\、何も/\ま事
ニ 大丈ふ/\、日まし
ニちへ付
候間、有難/\/\、只々御帰りのみ
楽しみ
ニ暮し居まいらせ候、
しかし此程伺候御返事
御早く戴たく、夫次第
ニ而 仕たく致候間、早々仰戴たく候、
今日認出し候つもりの所、大々
雪
ニ而、道つかぬ内
ハ出兼/\
今日
ニ相成り/\、大雪ふき
ふり
ニ而大こまり/\
ニ御座候、
くれ/\も 君御機嫌委しく
御伺せ願候、
一宇都宮よりヶ様申参り候
間、何と申出し候哉、とふそ/\
御認御廻し願上候、右手紙
御覧
ニ入まいらせ候、何も/\
余り御無さた済不申ゆへ
御機嫌のみ伺まいらせ候、日々
大用おしめあらい、かごにて
ほし候が私の御やく
ニ御座候、
余りきひしき御寒ゆへ
じゅばんのうへこしらへ候、
おんふ羽織
ニ而おぶい暮し居まいらせ候、
一口
ニおんばさん
ニ御座候、御わらい/\、
万々年/\/\/\めてたくかしく
一月廿九日
なを/\めてたくかしく
旦那様へ申上 人々 つけ