目次
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留守番の妻から夫へ
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翻刻文
44.(年月日不詳)
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君ます/\御機嫌よく被為入候
御事、ま事
ニ
/\御嬉しく/\存上候、
扨、毎度/\御書状戴、ま事
ニ
/\
有かたく/\棟上の御咄し、御細々
有かたく/\、御かけ様
ニ而
気まぎれ、
君より御書状戴候と、其節
ハ
ほん
とう
ニ
血が納候のが知れ有難/\、
ま事
ニ
乳沢山
ニ而
一日もわするヽ
間
ハ
御座なく候、いさい
ハ
峯さんえ
御請願候、御帰りの上いろ/\
御咄し申上候、一寸一筆申上候、
めてたくかしく
(宛名)
旦那様へ 申上 つけ
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