金谷(郷)

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 「戦国時代に見える地名で、南白亀川支流金谷川の上流域に位置する当町金谷郷付近と推定」される。すでに、永禄八年(一五六五)の酒井胤治書状中に「金谷郷(かなやごう)」が見えており、中世以降、江戸時代初期にかけては金谷川の上流域一帯を金谷郷と称しており、本郷(本金谷)以下、長谷(ながさく)・真行(しんぎょう)・小沼・名(みょう)の村々があった。