養安寺殿谷館址 | 養安寺小字殿谷に所在する。東に開口する馬蹄形丘陵の谷奥に位置する。 |
大竹殿谷館址 | 大竹小字殿谷に所在する。前記館と同一の条件の地に位置するが、より丘陵奥地である。 |
駒込殿谷館址 | 駒込小字殿谷に所在する。南に開口する馬蹄形丘陵の谷奥に位置する。丘陵北側平地は番場の字名がある。 |
平沢殿谷館址 | 平沢小字殿谷に所在する。東南に開口する馬蹄形丘陵の谷奥に位置する。 |
神房殿谷館址 | 神房小字殿谷に所在する。北に開口する馬蹄形丘陵の谷奥に位置する。東側丘陵上(大国神社社地)の一帯は平地が認められ、あるいは館(城)址の一部とすべきかもしれない。 |
伝板倉長門守屋敷址 | 小字長峰に所在する。近世の史料には、この地が城址あるいは館址のように記している。しかし、背後の丘陵においても城址に伴う人工的な加工は認められず、館址とした場合、十六世紀後半という年代と、立地や「遺構」が一致しない。近世初頭以降の屋敷址とするのが妥当ではなかろうか。 |