目次
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第一部 郷土のあゆみ
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第三章 近世
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第二節 江戸幕府の成立と郷土の村人
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二 町域村々の領主支配の変遷
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(1) 村々の所領状況
北飯塚村
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北飯塚村も寛文八年の史料には村名、村高とも一切記載がなく、しかも地方(じかた)文書もほとんど残存していないという史料的制約から、表1では「元禄郷帳」の村高五三石余をそのまま用いて表示した。寛政五年段階には、持添新田分が内方鉄五郎代官領となり、村高も七三石余とおよそ二〇石増加している。幕末期には水野肥前守領分(鶴牧藩)が代官領にとって代わっている。