目次
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第一部 郷土のあゆみ
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第三章 近世
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第二節 江戸幕府の成立と郷土の村人
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二 町域村々の領主支配の変遷
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(1) 村々の所領状況
柳橋村
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柳橋村の「沿革」(小川公延家文書)によれば、同村は入国後、慶長八年より幕府直轄地となってしばらく代官支配が続き、寛永十七年に至って村高一四〇石を旗本平岩七之助が知行し、同氏の支配は、途中与力給地が加わるだけでそのまま幕末まで続いた。その給地はわずかに二石八斗だけで、平岩氏の柳橋村での知行高には全く変化はなかった。