(4) 富塚家系譜

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 富塚家は、南飯塚村の草分け層で、近世を通じて名主や組頭などの村役人を勤めた。ここで取り上げる人物は、医者であり、上総道学修身者であり、なによりも農業経営の実践者であった惺斎(主一)と、その父主静である。参考のために、同家の系譜を掲示すると図18のようになる。靏の聟養子兵右衛門(主祐)を四代とし、靏が早世したため後妻を迎え、以後浄蓮、正誠、主静、惺斎、勘之丞と続く。

図18 富塚家系図