大正十二年(一九二三)九月一日の関東大震災のような大地震は発生しているが、当町域では大きな被害はなかった。むしろ近・現代に於ては、台風の襲来による大雨や、あるいは旱害などの天災の方が人びとを苦しめた。
以下順次近・現代の災害をとりあげてみることにする。
明治二十二年九月 大暴風あり、校舎が傾く(『瑞穂教育のあゆみ』)。
明治三十二年十月七日 暴風雨あり、増穂小学校では校舎の屋根がこわれる(「同校沿革誌」)。
明治三十三年十月五日 流行病慢延(病名不明)のため生徒健康診断実施(「増穂小学校沿革史」)。
明治三十五年二月十八日 大網町笊田に火災あり、二十余戸類焼(「大網小学校沿革史」)。
明治三十五年九月十九日 この日印旛、山武、匝瑳、夷隅一帯に降雹あり、被害甚大(『千葉県気象災害史』)。
明治三十五年九月一日より炎暑甚だしく、大網小学校では生徒の衛生を考え授業を毎日四時間に短縮する。
明治三十五年九月二十八日 この日大暴風雨当地を襲う。大網小では便所一棟破壊瑞穂小では校舎倒潰、白里小校舎倒壊、増穂小は校舎破損、六合小では死者二名出て臨時休校(『各校沿革誌』)。
富塚清氏の手記(『研究紀要第二号』九十九里総合文化研究所刊)によれば、生家(当町増穂村木崎)家屋三棟つぶれた、とある。
「増穂小沿革誌」によれば、この日午前一時より強風、九時頃より西南の暴風雨となる、と記してある。
明治三十六年七月二十三日 この日白里町では「旋風」の為校舎倒潰、橋本伊太郎家を借りて仮校舎とする(「白里小沿革誌」)。
明治三十八年八月 全県的に八月の気温が年平均より四度も低く稲作に大きな影響を受ける。(『千葉県気象災害史』)
明治三十九年九月二十六日 増穂村ハシカ流行、四日間学校休校(「同校沿革誌」)。
明治三十九年八月二十四日、二十五日 この日台風が本県東方海上を通過したため大雨により鉄道線路、橋梁、家屋の破損や山崩、家屋の浸水など被害甚大(『千葉県気象災害史』)。
明治四十年三月二十二日 大陸颱風が九十九里地方を襲う、家屋の倒潰、人畜に多くの被害を与える(『千葉県気象災害史』)。
明治四十三年八月十二日~十五日 台風襲来、当町域は雨量三百ミリから二百五十ミリの降水量圏内に入る(『千葉県気象災害史』)。
明治四十四年一月六日 この日夜半瑞穂小学校校舎焼失、永田光昌寺を仮校舎とする(『瑞穂教育のあゆみ』)。
大正元年九月一日 台風の襲来に伴う高潮で九十九里浜一帯被害あり。
大正五年五月~六月 大旱害に見舞われ田植不能(平年より百ミリ以上も雨が少なかった)(『千葉県気象災害史』)。
同年七月~八月 長雨降る。山武郡南部(含当町域)、長生郡、夷隅郡では平年より四百ミリも多く雨が降った(同右)。
大正六年六月~七月 大旱害に見舞われた(同右)。
大正七年七月~八月 大旱害、井戸水も涸渇する(同右)。
大正十年一月十八日、十九日 浅間山噴火、火山灰降る(同右)。
大正十一年一月 この年は利根川が氷結するほど寒気がきびしかった(同右)。
大正十二年九月一日午前十一時五十八分 大地震発生、県南の被害甚大、当町域は被害軽微。
大正十五年二月二十一日午前十一時四分 九十九里沖海上から砲声のような空気振動音二回、同十九分に一回あり(『千葉県気象災害史』)。
昭和二年十二月十日 降雹直経二センチ重さ二グラム梅実大程度、地上に約八センチほどつもった。
昭和四年九月十日 御前崎台風、当町周辺で雨量二百ミリ、風速二十六メートル(『両総土地改良区史』上)
昭和六年九月二十五日、二十九日 大風雨に襲われる。
昭和八年七月~八月 大旱魃、増穂村では水田全面積五百九町歩余のうち植付不能水田五百町歩に及ぶ。井戸水は涸渇する(「増穂小沿革誌」)。
昭和九年七月~八月 大旱魃、山武郡内各所に水争い、水喧嘩発生、警察出動する(『両総土地改良区史』上)。
昭和九年九月十九日~二十一日 室戸台風襲来、被害各所に発生(同右)。
昭和十年五月~六月 ひでりのため郡内に水喧嘩おこる(同右)。
昭和十年九月二十日~二十六日 豪雨を伴う台風の襲来、雨量約一四七ミリ、各所に溢水被害あり(同右)。
昭和十三年九月一日 台風が三浦半島に上陸したため県内全域が暴風雨域に入り、最大風速は銚子で二十二・六メートル、富崎で四十三・五メートルであり、甚大な被害を受けた(『千葉県気象災害史』)。
昭和十五年四月~六月 大旱害九十九里平野の水田は亀裂、稲は枯死、両総用排水事業着工の契機となった(『両総土地改良区史』上)。
昭和十六年七月~八月 冷害、気温が低く、水稲減収。
昭和十八年十月三日、四日 台風のため県下全体(中心が本県を通過)に大きな被害あり(『千葉県気象災害史』)。
昭和二十年十月七日~十一日 台風来襲、大雨降る。
昭和二十一年六月 旱害(『両総土地改良区史』上)。
昭和二十二年七月~八月 旱害、県下に於て収穫皆無の土地多し(『千葉県気象災害史』)。
昭和二十二年七月十三日~十五日 キャスリン台風来襲、県北の被害甚大(同右)。
昭和二十三年九月十五日~十七日 アイオン台風来襲、各地に水害発生(同右)。
昭和二十四年八月三十日~九月一日 キテイ台風来襲(同右)。
昭和二十八年九月二十五日、二十六日 台風来襲(同右)。
昭和二十九年一月二十三日、二十四日 大雪降る(同右)。
昭和三十五年 台風十四号の大雨で冠水水田四七〇ヘクタール、床下浸水百戸余の被害をうける。
昭和四十二年十月二十八日 台風三十四号の豪雨とタツマキにより死者二名、重傷二名、家屋全壊二十七戸、半壊四十二戸。
写真 台風34号(朝日新聞 昭和42年10月29日)
昭和四十五年七月一日 集中豪雨により全壊二戸、半壊五戸の被害あり。
昭和四十六年九月七日~八日 台風二十五号に伴う秋雨前線の影響で二日間に二六五ミリの雨降る。
全壊一戸、半壊二戸、床上浸水十戸、床下浸水三八八戸、堤防決壊二か所。
昭和四十六年九月十一日~十二日 台風二十六号とそれに伴う異常高潮による被害、半壊一戸、床上浸水十六戸、床下浸水五十三戸、堤防決壊二か所。
昭和四十九年七月八日 台風八号のため全壊二戸、半壊二戸、床上浸水三戸、床下浸水八十戸 田畑の冠水五百ヘクタール、がけ崩れ六か所、道路不通九か所。
昭和五十二年九月十九日 台風十一号による被害、床上浸水一戸、床下浸水四十八戸、がけ崩れ一か所。
昭和五十七年九月十日~十五日 台風十八号による被害、床下浸水二十七戸、田畑の冠水等四百二十ヘクタール、がけ崩れ十五か所、道路不通二十三か所等。
当町を襲った災害の多くは台風による風雨のもたらしたものが多い。中でも昭和四十二年十月二十八日の当町から海上郡飯岡町、安房鴨川を襲った台風三十四号は「めくら台風」とも称され、突風、豪雨、竜巻を伴い、当町では二人の少女の生命を奪い、当町養安寺地区全戸の屋根を吹き飛ばす、すさまじいものであった。
この後は、幸いこれに匹敵するような台風は襲来していないが、いつまたこのような台風が襲来するかも知れないので日常のそなえは、大切であろう。
写真 がけくずれによる被害(「広報大網白里))
また当町は海岸部にあり、地震による津波への備えも地域ぐるみで実施されている。次にあげたのは、昭和五十四年十月の訓練状況を伝えた「広報大網白里」である。
災害は、とき、ところ、人、を選ばずに襲いかかるものであるので、町民としては、自分だけは例外というような意識をもたず町の指示に従うことが必要である。
このほか、当町では最近のあたらしい災害ともいえるものに交通事故をあげることができる。災害は天災と人災にわけるが、最近は台風の災害でも従来天災の範囲に入れられていたものを、人の心がけや備えが不十分だから被災するといって人災の部類に入れることもあるが、実際としては、天災の要素が大部分を占めるであろう。これに対して交通事故や火災は全くの人災であろう。特に交通事故は運転する者にその心がまえさえあれば防げるものである。当町域の昭和四十五年以降の交通事故の発生状況は次の表8に示したとおりである。
年度 (昭和) | 道路交通事故 | ||
件数 | 死者数 | 負傷者数 | |
45 | 132 | 6 | 186 |
50 | 53 | 6 | 70 |
55 | 128 | 5 | 167 |
現在 (57) | 196 | 4 | 134 |
次に人災の最たるものとして火災の発生がある。当町は海岸部にあり、風も強い日が多いので、「火の用心」は大切な心がけのひとつであろう。当町に消防が発達しているのもこうした事態に対する先人の無言のおしえであるといっても過言ではない。こうしたことが次第に実を結んで今日あることを理解し火災が発生しないことは「火災が発生しても燃えない」ということではないということを十分に心しておく必要があろう。次の表9は、最近年における当町の火災発生の状況を示したものである。『大網白里町農村総合整備計画書』によれば出火の原因は、たき火、たばこの不始末、火遊びなどがあげられている。あまり感心できたものではない。地域住民の共通理解のもとに万全の対策が求められている。
区分 | 件数 | 内 訳 | 損害見舞額 | 死亡者数 | 負傷者数 | ||
年 | 建物 | 林野 | その他 | ||||
昭和50年 51 52 53 54 55 56 57 | 21 14 12 21 16 18 17 19 | 10 6 5 5 3 9 6 5 | 6 2 3 7 8 6 2 5 | 5 6 4 9 5 3 9 9 | 15,415千円 5,005 6,328 7,840 1,945 4,625 16,147 1,148 | 0人 0 0 1 0 1 0 0 | 0 0 0 0 0 0 0 0 |
なお、これだけでは、当町域を含む災害を十分に記したとはいえないもので、千葉県土木部が刊行した『千葉県の河川』中にあげられている「千葉県沿岸の津波の記録」と「昭和年代の主な気象災害」を参考資料として掲載する(表10・11)。
本邦暦日 | 西歴年月日 | 震源 | 地震規模 M | 被害記事 |
永享 5. 9.16 | 1433.11. 7 | 相模 | 7.1 | 当時,東京湾に注いでいた利根川の水が逆流した。(看聞御記) |
明応 4. 8.15 | 1495. 9.12 | 不明 | 銚子に津波あり。(玄蕃先代集) | |
明応 7. 8.25 | 1498. 9.20 | 東海道沖 | 8.6 | 長狭沿岸に津波あり、地盤陥没して人畜共に没す。誕生寺破壊す。(千葉県誌) |
慶長 9.12.16 | 1605. 2. 3 | 東海道沖 房総沖 | 7.9 | 小山の中腹まで津波上る。房総東岸の村々45カ所の家屋悉く流出。溺死者の数計り難し。(県誌、各郡誌) |
慶長19.10.25 | 1614.11.26 | 紀伊、相模 越後 | 7.7 | 銚子飯沼観音境内に津波入る。(玄蕃先代集)出漁中の漁師多数溺死(銚子千人塚の由来) |
寛永 4. 8. 5 | 1627. 9.14 | 不明 | 安房に津波あり。(安房郡誌) | |
寛永19. 8. | 1642. 8. | 不明 | 安房に津波あり。(千葉県誌) | |
明暦 1. 4 | 1655. 5. | 不明 | 上総東部に津波あり。(白子町史) | |
延宝 5.10. 9 | 1677.11. 4 | 小名浜沖 | 7.4 | 銚子に津波、樹木1万本倒れ、家屋被害大、人畜死傷多し。(玄蕃先代集)家屋倒壊52軒、死者137人、牛馬26匹死す。(白子町史)、(一宮町史) |
元禄16.11.23 | 1703.12.31 | 房総沖 | 8.2 | 津波の高さ7~10m(推定)房州より九十九里浜一帯の死者1,150人余(九十九里町誌)船橋,浦安地方津波にて人畜多く死す。(東葛郡誌)家屋流失1戸、納屋破損数棟。(銚子木国会史) |
宝永 4.10. 4 | 1707.10.28 | 紀州沖 | 8.4 | 内湾に津波あり。(東葛飾郡誌) |
明和 3.1.28 | 1766. 3. 8 | 不明 | 銚子に津波あり。(海上郡誌)この日津軽に地震ありたるも、これによる津波かどうか疑わしい。 | |
安政 1.11. 4 | 1854.12.23 | 東海道沖 | 8.5 | 安房に津波、人畜の被害少なからず。(千葉県誌)銚子に津波。溺死3人。(銚子市史) |
明治10. 5.11 | 1877. 5.11 | チリ地震 | 九十九里浜に大波打上げ、溺死負傷者あり。(読売新聞) | |
明治29. 6.15 | 1896. 6.15 | 三陸沖 | 7.6 | 津波の余波あり。(安房志) |
大正12. 9. 1 | 1923. 9. 1 | 平塚付近 関東大地震 | 7.9 | 房州、州の崎、西岬、富崎に津波、高さは布良において5~6m、民家60戸、漁船29隻流失。 |
昭和28.11.26 | 1953.11.26 | 房総沖 | 7.5 | 津波の高さ、銚子外川3m、勝浦、富崎1.5m、被害は少なく,銚子において伝馬船1隻流出。 |
昭和35. 5.24 | 1960. 5.24 | チリ地震 | 83/4 | 津波朔望の満潮より高きこと、銚子1.5m、布良0.7m、死者1人、負傷2人、家屋半壊11戸、船舶流失4隻、大破26隻、床上浸水2戸、床下浸水86戸、田畑冠水173町歩、その他の被害あり。 |
年月日 | 気象要素 | 1時間降水量 の最大(mm) | 千葉県の被害状況 | 備考 | |||||||
死傷名 行方不 明者 | 家屋一 部及び 全半壊 | 床上 浸水 | 床下 浸水 | 道路 破川 | 橋梁 流出・ 破川 | 堤防 破壊・ 決壊 | 山崩れ がけ崩 れ | ||||
S 7.11.14~15 | 暴風雨 (台風) | 高崎99.7 館山102.4 幡浦79.6 銚子79.0 | 人 32 | 戸 705 | 戸 874 | 戸 4,441 | ヵ所 901 | ヵ所 195 | ヵ所 516 | ヵ所 | 雨量は8時間 |
S 9. 9.21 | 暴風雨 (室戸台風) | 富崎44.8 館山41.2 勝浦55.8 | 3 | 3 | 17 | 160 | 48 | 15 | 本県の被害は比較的少なかった。雨量は8時間 | ||
S10. 9.20~26 | 大雨 (台風) | 富崎120.0 館山79.3 勝浦83.3 | 2 | 78 | 679 | 4,019 | 446 | 87 | 9 | ― | 雨量は8時間 |
S13. 6.27 ~7.3 | 大雨 (前線・台風) | 富崎38.2 銚子29.4 | 19 | 243 | 3,669 | 10,990 | 397 | 33 | 43 | 625 | 総雨量県南部 600mm |
S13. 8.31 ~9.1 | 暴風雨 (台風) | 富崎76.6 銚子41.4 布佐38.2 勝楠19.8 | 40 | 2,656 | 213 | 2,112 | 173 | 38 | 14 | ― | |
S16. 7.10~22 | 大雨 (前線・台風) | 富崎39.5 銚子22.6 布佐38.0 | 3 | 161 | 2,065 | 6,007 | 45 | 14 | 1 | 25 | 利根川運河の堰決壊 |
S20.10. 2~11 | 大雨 (台風・前線) | ― | ― | 1,300 | 1,300 | ― | ― | ― | ― | 総雨量野田 442.9mm | |
S22. 9.11~16 | 大雨 (カスリン台風) | 銚子38.6 | 4 | ― | 917 | ― | 276 | 52 | 2 | ― | 総雨量松戸 205.4mm |
S23. 9.16 | 暴風雨 (アイオン台風) | 布佐33.7 富崎30.4 館山26.6 | 464 | 12,814 | 402 | 343 | 48 | 29 | 5 | ― | |
S24. 8.30 ~9.1 | 暴風雨・高潮 (キテイ台風) | 館山14.0 富崎13.0 | 14 | 959 | 2,116 | 851 | 8 | 6 | 64 | ― | |
S24.10.27~28 | 暴風雨 (パトリシア台風) | 勝浦22.0 富崎20.0 銚子19.1 | 3 | 108 | 37 | 459 | 8 | ― | ― | ― | 総雨量御宿 236.6mm |
S25. 7.27~30 | 大雨 (へリ-ン台風) | ― | ― | ― | 500 | ― | ― | 1 | ― | 総雨量松戸 190.2mm | |
S29. 9.26 | 暴風 (洞爺丸台風) | 館山6.8 銚子6.2 | ― | 9 | ― | 54 | ― | ― | ― | ― | 本県の被害は比較的少なかった |
S29.11.28~29 | 暴風雨 (低気圧) | 勝浦40.8 富崎21.0 銚子41.3 | 1 | 33 | 97 | 305 | 14 | 1 | 1 | 12 | 神奈川・千葉南部に被害集中 |
S30.10.11 | 暴風雨 (台風25号) | 富崎40.0 館山42.0 布佐33.5 | 8 | 37 | 141 | 1,355 | 40 | 9 | 9 | 41 | |
S31.10. 1~3 | 水害 (北高気圧配置と前線) | 富崎76.0 勝浦55.9 | 2 | 11 | 45 | 500 | 9 | 1 | ― | 14 | 山武以南の太平洋岸に局地的大雨200~300mm |
S32. 6.26~28 | 暴風雨 (低気圧・梅雨前線) | 銚子34.6 館山29.9 富崎27.4 | 1 | 12 | 61 | 1,177 | 36 | 7 | 7 | 42 | |
S32.10. 6 | 大雨 (前線・低気圧) | 銚子111.6 | 8 | ― | 126 | 792 | 26 | 1 | ― | 2 | |
S32.12.13 | 暴風・高潮 (低気圧) | 柏16.8 館山9.6 富崎5.2 | 2 | 2 | 5 | 1,200 | ― | ― | ― | ― | 境川氾濫 |
S33. 7.20~23 | 暴風雨 (台風11号) | 館山42.8 勝浦36.8 銚子33.0 | 5 | 211 | 27 | 374 | 87 | 1 | 2 | 5 | |
S33. 9.16~18 | 暴風雨 (台風21号) | 柏24.3 千葉21.5 布佐18.0 | 33 | 4,869 | 135 | 420 | 34 | 1 | 24 | 4 | |
S33. 9.26~27 | 暴風雨 (狩野川台風) | 富崎64.8 柏66.6 館山51.5 | 22 | 703 | 5,345 | 12,257 | 201 | 31 | 50 | 360 | |
S34. 9.26~27 | 暴風雨 (伊勢湾台風) | 勝浦41.3 館山37.6 富崎27.2 | 4 | 205 | ― | 182 | 22 | 3 | ― | 4 | |
S35. 8.20~21 | 暴風雨 | 勝浦48.4 富崎33.6 銚子28.6 | 47 | 3 | 691 | 3,091 | 72 | 12 | 11 | 188 | 夷隅川の氾濫で多喜大水害 |
S35.11.22~25 | 水害 (低気圧) | 勝浦56.5 | 6 | 50 | 780 | 9 | 1 | ― | 9 | 総雨量勝浦 327mm | |
S36. 6.27~28 | 水害 (昭和36年梅雨前線豪雨) | 13 | 30 | 1,065 | 3,380 | 156 | 59 | 37 | 115 | 全国的な豪雨で特に東北北陸での被害甚大 本県での主要河川軒並被害 | |
S36.10. 9~10 | 暴風雨 (台風24号) | 布佐42.7 千葉41.0 富崎34.5 | 5 | 55 | 147 | 2,681 | ― | 2 | 1 | 29 | |
S37. 9. 2 | 水害 | ― | ― | ― | 1,700 | ― | ― | ― | ― | 2時間雨量 市川87mm | |
S38. 6. 2~5 | 大雨 (梅雨前線・台風2号) | 千葉34.7 柏20.9 銚子20.8 | 6 | 23 | 365 | 3,240 | 52 | ― | 1 | 59 | |
S38. 8.25 | 雷雨 (前線) | 1 | ― | 5 | 2,709 | ― | ― | ― | ― | ||
S38. 8.28~29 | 暴風雨 (台風11号) | 勝浦69.0 千葉37.3 富崎31.4 | ― | 3 | 24 | 548 | 17 | ― | ― | 18 | |
S38.10. 9~10 | 暴風雨 (前線・低気圧) | 銚子34.6 館山18.1 千葉17.9 | ― | ― | 16 | 557 | 10 | ― | ― | 1 | |
S40. 5.26~27 | 暴風雨 (台風6号) | 館山18.1 富山16.1 千葉16.0 | 2 | 3 | 17 | 557 | 28 | ― | ― | 5 | |
S40. 9.17~18 | 暴風雨・高潮 (台風24・25号) | 千葉26.0 富崎15.0 | 2 | 81 | 84 | l,805 | 34 | 1 | ― | 23 | 天羽付近及び土気~笹川を結ぶ内陸部で累積雨量で200mmを越えた |
S41. 6.28 | 暴風雨 (台風4号) | 館山17.3 富崎13.3 千葉12.5 | 3 | 12 | 279 | 3,133 | 61 | ― | 1 | 61 | 東北南部の被害甚大 |
S42. 6.28~29 | 集中豪雨 (低気圧) | 勝浦99.0 | 2 | 7 | 143 | 509 | 120 | 4 | ― | 45 | |
S42.10.28 | 暴風雨・竜巻 (台風34号) | 千葉43.0 富崎22.3 勝浦15.8 | 14 | 1,353 | 25 | 1,412 | 33 | ― | ― | 13 | 鴨川・東金付近では竜巻の被害が大 |
S43. 8.26 ~9.1 | 大雨 (前線・台風) | 館山38.5 銚子37.0 千葉27.5 | ― | 2 | 77 | 553 | 17 | ― | ― | 14 | |
S45. 7. 1 | 大雨 (梅雨前線) | 大多喜116.0 鶴舞65.0 大原60.0 | 660 | 3,433 | 2,450 | 5,661 | 1,509 | 119 | 1,115 | 10,213 | S45・46年の堤防決壊は河川被害件数を記す |
S45.11.19~20 | 22 | 857 | 365 | 4,942 | 174 | 13 | 89 | 1,391 | |||
S46. 9. 6~7 | 大雨・強風 (前線・台風25号) | 勝浦122.0 大原66.0 東金62.0 八日市場55.0 | 154 | 9,067 | 5,310 | 22,235 | 4,092 | 108 | 769 | 9,156 | |
S49. 7. 8 | 大雨 (台風及び梅雨前線) | 4 | 160 | 836 | 5,723 | ― | ― | ― | ― | ||