正法寺の講堂・中門及び額
講堂は、東金御殿(鷹狩の際の宿舎)の一部を寛文11年(1671)に移築したと伝えられています。明治6年火災に遭遇し、主だった建物は焼失してしまいました。現在の建物は残った資材等で修理したもので、今も屋根の葵の紋があり、当時を偲ばせています。
中門は、延宝6年(1678)将軍家綱が「高厳院」の3回忌のため、黄金200両を寄進し建立したもので、「妙高山」の額は、後西天皇の皇女「理豊(宝)の宮」の書いたものです。額の中央上段に菊の紋章があります。
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大網白里市指定有形文化財 建造物
昭和47年(1972)5月1日指定
千葉県大網白里市小西755
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【交通】
小湊バス「大網08」みどりが丘第二下車 徒歩19分
駐車場あり