初代 喜平 二代 政吉 三代 千代吉 四代 正一
初代喜平は越中の出身で、最初は同志五人程で越中を密出国し、はじめ信州におちつき、その後常陸笠間の先住者を頼って北関東にでてきた。その後如何なる縁故によるものか、藤沢村に移住してきたという。初代からの言い伝えでは藤沢村の空家を買って入ったという。その後何回か増・改築を加えたものが現在の家である。現在は三家が三軒あり、いずれも正浄寺の門徒である。その後の幕末移民は同家を頼ってきて平山、大沢などの新開地に入植していった。
初代喜平は越中の出身で、最初は同志五人程で越中を密出国し、はじめ信州におちつき、その後常陸笠間の先住者を頼って北関東にでてきた。その後如何なる縁故によるものか、藤沢村に移住してきたという。初代からの言い伝えでは藤沢村の空家を買って入ったという。その後何回か増・改築を加えたものが現在の家である。現在は三家が三軒あり、いずれも正浄寺の門徒である。その後の幕末移民は同家を頼ってきて平山、大沢などの新開地に入植していった。