主祭神 稲倉魂神
配神 大日霊貴尊 大己貴神 少彦名神 市杵島姫神 菅原道真霊
境内神社 秋葉神社(火産霊神)
祭礼 十月十五日
由緒沿革 社伝によれば、天喜五年(一〇五七)の創建であるという。源義家が勅命を蒙り、父頼義とともに、奥羽鎮国として下向の途次、この地に滞陣して戦勝を祈り、天下泰平・五穀豊穣を祈願するため、山城国稲荷神社を勧請して小祠を建立したのが、その起源であるという。豊臣秀吉天正十八年(一五九〇)奥州鎮定のとき、ここで那須資晴の子藤王丸が会見した場所と伝えられ(那須拾遣記)後、元禄六癸酉歳(一六九三)春四月、大田原城主典清が発願再興したもので、小駒崎稲荷大明神と称し奉ったものである。