普門院(新富町一)

1124 ~ 1125
別当観音山普門院は真言宗に属し、大田原竜泉寺の末である。明治維新後、本寺に合併する(古来号西之坊)。
新屋敷天満宮陳札に、
  東方
  南方
  天下泰平  国土安穏
  我此土安穏天人常充満
卍・〓奉遷宮天満宮信心之檀越氏子繁栄擁護攸
  園林諸堂閣種種荘厳相
  国君臣下  武運長久
  西方
  東方
     竜頭山 遷宮導師 慈円僧都 と享保十年(一七二五)十二月十八日の条に、天満宮を勧請したことがみえる。