合併計画に対する県の指導方針

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大田原ほか九か町村合併案に対して、同二十九年九月十六日の県議会における質問に対して知事は次のように答弁している。
 
 「県の合併計画では大田原ほか八カ町村ということになっておるじゃないか、しかるにさきに三カ町村の合併をやりますと、後に残った町村の合併に支障がないかという話であります。これはごもっともな質問だと思います。しかし、大田原ほか八カ町村の合併ということは最初から二段構えでやるということになっておりまして、第一次、第二次の合併ということでなければなかなかこれだけの目的達成は困難だろうということから、まず大田原ほか三カ町村の合併をやり、その後に残りの町村をこれに準じてやる。こういう計画でございます。」

(「栃木県町村合併誌」第二巻)

 以下、本地区に対する県の指導方針は次のとおりである。
 
  (一) 塩原町はこの合併に加わらないで観光地の特殊性に鑑み独立することも考えられる。
  (二) 野崎村は同村中大字豊田、成田及び沢を除く区域とする。
(三) この計画を最終目的とし、第一段階として大田原町、狩野村及び西那須野町を合併して市とし、更に他の町村を合併するようにする。

(四) (三)に代る方法として大田原町、金田村及び親園村が先ず合併して市となることも申請があれば認める。

  (五) 右いずれも不可能の場合、第一段階として次のような合併を実現することも考える。
    大田原町、金田村
    佐久山町、野崎村、親園村
    西那須野町、狩野村
    塩原町、箒根村
(六) あるいは(五)のうち西那須野町、狩野村、塩原町及び箒根村を合せて一町とすることも考える。

(七) (五)のようになる場合は、野崎村中矢板町に合併する区域は(二)より小部分とする。

(「栃木県町村合併誌」第二巻)