目次
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第二編 産業・経済
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第一章 農業
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第三節 開拓
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二 近代の開拓
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(4)その他の農場
安藤農場
382 ~ 382
明治二十年(一八八七)、旧金田村南部の原野を、大沼渡(大沼渉か?)が拝借を受けた。しかし、どういう訳か、同三十八年(一九〇五)に農商務省のものとなり、同年九月に黒羽出身の安藤三夫の所有になった。その面積は、大正末で八九町歩余(八九ヘクタール余)であった。安藤は水田開発に力を注ぎ、共同で用水路を開き、大正末期には、水田二〇余町歩(二〇余ヘクタール)になっていた。