目次
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第三編 社会
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第二章 戦争と市民生活
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第一節 昭和恐慌と満州事変
政府保有米払下げ
714 ~ 715
ただこのことと関連して、同九年九月の室戸台風などの冷風害対策で、翌年早々に町村長会議が開かれたが、各大字からの集計をまとめた金田村長は、次のような「政府所有米穀払下願」を県宛に提出している。
一、政府所有米穀玄米一千三十六俵
希望戸数四百六十七戸
右応急土木事業ノ施行ニ伴フ労賃ノ一部トシテ頭書ノ米穀払下被度及願候也
昭和十年二月十四日
栃木県那須郡金田村長 室井要
栃木県経済部長 殿
(金田・第二〇九)