目次
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第三編 社会
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第二章 戦争と市民生活
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第一節 昭和恐慌と満州事変
金丸原陸軍飛行場開校
717 ~ 717
偶然にも一月後の五月十日には、金丸原陸軍演習場の東北隅に熊谷陸軍飛行学校の金丸原分教場が設置開校されたのである。
「侍ニッポン」の作曲者松平信博の「新民謡・大田原小唄」(作詞星野尚夫)で「花の益荒男(マスラオ)笹リンドウは、与一誉れの紋所、空の港の金丸原で、若いパイロットがトントパイロットが胸に棲むトントサ」と唄われた。まだのどかな時期でもあったのである。
金丸原飛行場(「大那須野写真帳」)