第五節 自動

954 ~ 957
 大田原市の電話は、昭和四十九年から全市域がダイヤル通話になってから、急速に普及したのである。
 手動の時から同四十六年までの電話の利用は、事務・事業関係が七三パーセント占めていたが、同四十九年ころから住宅用電話が著しく普及し、その率は五七・五パーセントを占め、事務用電話を追い抜いてしまった。
 同四十九年以降の普及状況は、第10~13表・第1図のとおりで、電話に関する諸統計をかかげる。
第10表 電話施設の状況
年次加入電話
総数単独共用区分対前年増加率(%)
事務用住宅用単独共同
昭和49年7,5513,2234,3286,72083123.0
5010,3984,0836,3159,42697237.0
5110,9923,9727,02010,1378555.7
5211,0413,7497,29210,2078340.4
5311,8113,8477,96410,9978147.0
年次公衆電話
総数100円公衆黄電話街頭公衆青電話店頭公衆赤電話特簡公衆ピンク電話対前年増加率(%)
昭和49年3611481971153.4
503922542011358.6
514205571981607.1
524488581991836.7
5348512621992128.3
(「統計書 おおたわら」80)

第11表 電話の利用状況
各年1月~12月
年次通話度数市外通話数
(100番経由分)
総数1日当り1分当り
昭和51年49,892,830136,693951,141,477
5250,223,862137,60096793,964
5353,594,789146,835102694,455
(「統計書 おおたわら」80)

第12表 大口加入者電話利用状況(55年度分)
(単位 千円)
順位局名加入者収入額
年間月平均
1野崎東芝那須工場73,3726,114
2大田原アイアイ29,1912,432
3野崎富士通那須工場17,9181,493
4佐久山桜ゴム16,7131,393
5西那須野大興電機製作所9,160763
6大田原東京重機工業8,671723
7野崎東芝メディカル8,493708
8野崎川田工業8,379698
9大田原富士電機7,704642
10佐久山栃木ニコン7,528627
11大田原田淵電子工業7,515626
12西那須野草地試験場7,285607
13大田原アサヒ合成樹脂6,742562
14塩原ホテルニュー塩原5,900492
15塩原日本プレションサーキット5,708476
16西那須野那須チューナ5,368447
17大田原ライオン堂大田原4,794399
18大田原那須庁舎4,448371
19西那須野カゴメ栃木工場4,315360
20大田原大田原電機製作所3,675306
(「大田原電報電話局業務概要」昭和55年)

第13表 公衆電話利用状況(55年度分)
(単位 円)
順位局名設置場所収入額
年間月平均
1野崎東芝野崎寮941,23078,430
2大田原ライオン堂駐車場前760,10063,340
3大田原三葉ビル前726,28060,520
4大田原東野バス営業所前621,10051,760
5野崎東芝独身寮入口615,43051,280
6佐久山千成グリーンゴルフクラブ563,69046,970
7野崎野崎ドライブイン563,31046,940
8野崎野崎駅前No.1537,84044,820
9大田原米喜十字路524,19043,680
10大田原大田原小学校前426,43038,540
(「大田原電報電話局業務概要」昭和55年)


第1図 電話台数の推移
(「統計書 おおたわら」80)