中学校の変遷

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かくして、いずれの中学校も独立校舎建設の気運が急速に高まり、やがて各町村にそれぞれ新校舎が建設されていったのである。
 第3図は、新制中学校発足時より、町村合併までの各中学校の変遷の概要である。
第3図 中学校の変遷
昭和二二、四、二八〃二三、一〇、二〇〃二四、四、一三〃二四、四、二一〃二九、一二、一
大田原町立大田原中学校 大田原小、推譲館を仮校舎として開校、講堂で開校式。新築校舎第一期工事竣工 三年生と一、二年各学級計一〇学級を移す。(美原町三、四九六)一年生移転 二部授業 総計一二一六名校舎引渡を受く 全生徒一部授業となる。町村合併により大田原市立大田原中学校と改称。
昭和二二、四、一六〃二四、六、二〃二九、一二、一〃三三、四、八
親園村立親園中学校 親小の一部校舎を仮校舎として開校新校舎落成式二階建一二教室、後移転はじまる。(親小隣接地)町村合併により大田原市立親園中学校と改称。下の原市有地に小学校と分離新築開校式挙行。間もなく移転(花園一―八七)
昭和二二、四、一八〃二四、四、一〃二五、三、二〇〃二九、一二、一
金田村立金田中学校創立分校制を廃止する
本校―市野沢小の一部(北)校舎を仮校舎として九学級設定。金田村立金田北中学校と改称される。二、三年生全員新校舎に移転する。(市小北側、市野沢二、〇六七)町村合併により大田原市立金田北中学校と改称。
羽田分校―羽田小の校舎の一部を仮校舎として二学級設定。
〃二六、九、五
金丸分校―元金丸廠舎を払い下げて六学級設定。金田村立金田南中学校と改称される。第一号校舎新築移転 (南金丸無番地)大田原市立金田南中学校と改称。
奥沢分校―奥沢小の校舎の一部を使用して三学級設定。
昭和二二、四、九〃二三、一〇〃二九、一二、三一
野崎村立野崎中学校 野崎小学校内青年学校校舎に開校。現在地に校舎新築移転する。(薄葉二、二五〇)町村合併により大田原市立野崎中学校と改称。
昭和二二、四、一六〃二四、二〃三〇、一一、五
佐久山町立佐久山中学校 佐久山小学校の一部校舎を借用して開校。現在地に新校舎新築移転する。(佐久山四、四二七―一〇七)町村合併により大田原市立佐久山中学校と改称。